台湾は日本からも近く、美味しいお料理に、人気のタピオカドリンクやマンゴーアイスなどスイーツの食べ歩き、異国情緒あふれる街並みや、ファッション・雑貨などのショッピングも楽しめて大人気ですが、占いやスピリチュアル的にもはずせない開運スポットがたくさんあります。
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台北の２大占い横丁は「龍山寺」と「行天宮」
台湾の占いは、東洋の占いの紫微斗数や四柱推命がメインに使われています。もちろん手相や人相、変わったところで有名なのは小鳥占いなどでしょうか。
紫微斗数は東洋版の占星術といったところですが、唐末期〜宋時代の中国で「陳希夷（ちんきい）」という有名な仙人が創始したというだけあって、台湾では最もメジャーな占いです。
そんな占いはどこで出来るのかと言えば、有名どころは「龍山寺」と「行天宮」。どちらも地下に降りたところに占い街があります。
「龍山寺」地元民に愛される台北最古の寺院にして最強のパワースポット
高い格式を誇る道教と仏教の寺院です。あらゆる願い事を叶えてくれるご利益があるそうで、老若男女の参拝者で賑わっていました。そのMRT龍山寺駅の地下鉄の地下街に、台北最大の占いスポットの命理街があります。
「龍山寺 命理街」台北最大の占いスポット
地下に降りていくと広い地下スペースに占いブースが40軒ほど並んでいます。 どこでお願いしようかと迷っていたら、地下に降りてすぐ正面のところに日本語OKの字が目に入ってきて、まじまじと見ていたら男性が出てきて「お安くしますよ」と日本語で言われたので、言われるままにそこでお願いすることに。
この男性は営業上手な通訳さんでしたが、このように通訳さんがいるか、占う先生がかたことでも話せるか、どこからか話せる人を連れてきてくれたりなどで、言葉の問題はなんとかなります（笑）
料金はだいたい１時間2000TWDくらい（2019年で7000円ちょっと）が相場みたいでした。ここでは1200TWDにまけてくれました！
楊先生には紫微斗数で占っていただきました。言わなくても、人相、手相、四柱推命などでも観てくれていたようです。
龍山寺駅 命理街ではもう一軒、行ってみました。
２軒めの鄭先生はパソコンに生年月日、生まれた時間などのデータを入力して、紫微斗数と四柱推命の命盤を作って占ってくれました。
行天宮と合わせると結局３軒で占ってもらいましたが、どこも占いに使う紙はピンクで、赤い封筒に入れて渡してくれました。占い協会？組合？の決まりなのか、風習なのか、今度行った時に聞いてみようかと思います。
「行天宮」商売の神さまで仕事運アップ
行天宮では三国志の「関羽」が商業の神として奉られています。仕事運や勝負運アップで、人気の高い寺院です。
「行天宮 占い横丁 命理大街」地下通路に並ぶ占いブース
歴史のある占い横丁命理大街があります。地下にある通路に小さな占いブースが20軒あまり並んでいます。
ここでお世話になったのは、紫軒命相園の蒋先生。たまたま入ったけど、日本のテレビもよく来るそうで、言われてみれば雑誌などでお見かけしたことのあるお顔かも？芸能人の写真もたくさんありました。
性格、体質、適職、家族など全般でよく当たってました。
わたしは紫微斗数では天機星という星の生まれなので、そこからはじき出されたからか３先生ともに、同じような結果でした。やっぱり占いは面白いですね。
「饒河街観光夜市」台湾ならではのユニークな占い
台湾グルメ屋台を中心に露店が並ぶ夜市も台湾旅行の楽しみのひとつでしょう。そんな夜市にも占いが楽しめるところがあります。
饒河街観光夜市では小鳥占いや葉っぱ占いの体験ができます。小鳥占いは龍山寺算命街でも見かけましたが、夜市での小鳥占いは雰囲気にマッチしていて、屋台グルメの後に余興で楽しめますよ。
「霞海城隍廟」運命の赤い糸で恋愛・結婚成就
最近、台北で人気急上昇なレトロな問屋街である迪化街（ディーホアジエ）。新しくリノベーションされたビルに、オシャレなカフェが目立ちます。女子に人気の雑貨店も多数あり、わたしもカラフルな籠や手提げなどを買いました〜ネットショップでおすそ分けしてます♡余談でした（笑）
そんなレトロな迪化街の一角にある「霞海城隍廟（シャーハイチョンホァンミャオ）」は、小林幸子さんがお参り祈願後に結婚が決まるなど、日本でも結婚恋愛成就のご利益で知られていて人気ですが、主祭神は金運上昇、無病息災の城隍爺さまです。その他にも祀られている神様は多数、眺めも壮観です！
「月下老人」赤い糸をつかさどる縁結びの神さま
でもやっぱりここで一番有名なのは恋愛成就にご利益のある縁結びの神さま「月下老人」です。赤マルで囲ったのが月下老人さまです。
お守りの中には護符と、赤い紙に包まれ、赤い糸で結われた鉛銭が入っていました。ありがたさ満載です！
２大ランタン祭り「平渓天燈節」「ランタンフェスティバル」
「平渓天燈節」年１回ランタン上げのイベント
ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』のモデルにもなった、幻想的で美しい平渓天燈節、大勢が一斉に願いを込めてランタンを飛ばすのは圧巻です。
毎年旧暦1月15日の元宵節に行われる平渓天燈節。2020年は2月1日（土）新北市平溪国中、2月8日（土）十份ランタン広場、と2か所で開催されるようです。
「ランタンフェスティバル」ランタン鑑賞
自らランタンを飛ばす体験はありませんが、麗しいランタンを鑑賞するランタンフェスティバルもあります。これはこれで素晴らしいので、どちらも行きたいところです。
ランタンフェスティバルは、2020年は2月8日（土）～2月23日（日）に台中市で行われるそうです。
台北街中にある占いや寺院は、個人でも地下鉄でサッとまわれますが、平渓天燈節やランタンフェスティバルに行くなら、現地集合のツアーなどの利用もおすすめです。
イベントで個人のランタンを上げるのは無料ですが、参加するには当日会場で配布される整理券をゲットするか、新北市政府または旅行会社が販売するツアー（有料）に参加するかという選択になりますが、旅行中の時間のない外国人が個人で整理券を並んでゲットするのはちょっとめんどうですよね。ここは旅行会社に頼むのがベターかもしれません。
日本からのツアーに組み込まれている場合は問題ないですが、個人で行く場合は台北市内からイベント会場までは電車・バスなどを乗り継いで行きます。
もちろんそれも旅慣れた方にはありですが、台北から日帰りのバスツアーがリーズナブルな料金で設定されていて、現地ツアーは集合は台北駅、解散も台北駅ですが、希望者は途中の饒河街観光夜市で降ろしてくれました。
「十份老街」一年中ランタン上げ
とはいっても、平渓天燈節やランタンフェスティバルの時期には行けないわ…という人にもおすすめなのが十份老街。ノスタルジックな街並みで有名な九份のおとなりの十份老街では一年中ランタンが上げれます！願いごとを書いて飛ばしちゃいましょう！
こちらも台北から九份とセットのツアーなどが多数でています。
いかがでしたか？日本の占いや神社仏閣も素晴らしいですが、台湾のパワースポットもかなりパワフルでした。占いをするものとしても参考になることが多々ありました。対面鑑定の時はわたしもパソコン使いたいな、とか（笑）
台湾に実際に行って寺院に参拝したり、占いの体験をされてみてはどうでしょうか？ランタン上げもかなりおすすめです！
