タロット占い スプレッド

タロット占い スプレッド

タロット占い方

次はスプレッドについてご説明します。スプレッドとはタロット占いをする時のタロットカードの並べ方で、様々な展開方法があります。スプレッドによってそれぞれ得意な分野もあり、本人や相手の気持ちや状況などを占います。

でも実は。タロット占いの直観で占うという原理原則にもとずくと、タロットカードの意味を覚えなくても、1枚引いて直感で占う。でタロット占いは成立します^^;(小声)大御所の先生などになるとカードには頼りませんね。カードは単なるツールだそうです。

ただまだ慣れていなかったり、私もそうですがその直感も働かなかったりする場合もあります^^; そのような時にはやはりカードの基本の意味などで助けられますね。

また対面鑑定の時などタロットカードが目の前で展開されるという儀式めいた占いアトラクションとして、カードの展開は最大の効果を発揮します。

◆ワンオラクル

こちらがいわゆる1枚引きです。一問一答。ジプシー式とも言います。扇状に広げて1枚を直感で引くのがジプシー式。カードの意味を覚えていない場合や、複数枚のカードの展開図を読み解く時間がなかったり、カードを広げるスペースがなかったりする場合に便利です。

また、1日1枚引いて今日の運勢を占ったり、日々の日常のちょっとしたことを占って、慣れてきたらスプレッドに挑戦してみてもいいですね。

スプレッド ジプシー式

スプレッド ワンオラクル

◆スリーカード

過去・現在・未来 原因・結果・アドバイスなど。シンプルな枚数で全体を把握しやすいです。

まだ複数枚のスプレッドは難しいけど、1枚だけでは物足りない場合などもちょうど良いです。全体を俯瞰してみるのも3枚ならやりやすいですね。

スリーカード

◆ヘキサグラム

他者との関係性・相性に強く、バランスが良い六芒星型で7枚という程よいな枚数で、全体を俯瞰してみれます。なので10分、20分など短い時間の制限あって占う場合に好都合です。

ある程度カード数もあるので、答えも導きやすいし、並べた時の見た目でも格好がつきます。様々なケースの相談内容に対応できます。

ヘキサグラム

◆変形ヘキサグラム

一見すると複雑ですが、実はヘキサグラム上部左右に2枚ずつ追加されているだけです。ご相談者さまとお相手の過去・現在・未来の気持ちが観れるため、恋愛や相性占いに役立ちます。

タロット占いのお客さまの大半は若い女性で、よく聞かれる質問「彼の気持ち」の時に大活躍!上部左右3枚ずつが、左が相手の過去・現在・未来のカード、右が質問者の過去・現在・未来のカードになります。ここに本当によく気持ちが出てきます。私もよく使う便利なスプレッドです。

変形エキサグラム

◆ケルト十字

タロット占いといえばケルト十字。代表的なスプレッドです。ご相談者さまの状況、内面・心理状態に強いです。

こちらはお相手や周囲の人間関係の気持ちというよりは、相談者の心の中を深掘りするのが得意です。悩みを抱えて人生に迷っている時などにヒントを与えてくれます。

ケルト十字

◆ホロスコープ

時計逆まわりに12枚を円に並べていき、あらゆる時期を占います。「いつ結婚しますか?」「いつ運命の人と出会いますか?」などの時期の質問に使えます。

基本タロットは、直近数カ月を占うに適していると言われていますので、カレンダー12ヵ月を12枚に見立てて、1年間の恋愛、仕事、総合運などがどの月でどうなるのかリーディングしていきます。

また前後左右を東西南北と見て方位を見ることもできます。開運の方角など、風水の知識がなくてもこれで占えますね!

 

◆小アルカナコートカード16枚で時期を占う

小アルカナの記事のところで触れましたが、この16枚の人物で早い遅いの時期が占えます。

ペイジは見習いさんなので一番若いですよね?若いほど早いのです。そしてキングは一番年長で威厳があってどっしりしているので、」時期を見る時は年長にいくほど遅いと見ます。

若いペイジの中でもソードが一番早いです。剣は鋭い、扱うには早い動きが必要ですね。逆にキングの中でもペンタクルが一番遅いとなります。

ペンタクル<カップ<ワンド<ソード(右に行くほど早い→
ペイジ>ナイト>クィーン>キング(↓下に行くほど遅い

人物1

上記とは上下が逆になっていますものです。

ペンタクル<カップ<ワンド<ソード(右に行くほど早い→
キング<クィーン<ナイト<ペイジ(↓下に行くほど早い

人物2

この時期を占うスプレッッドの写真は、実際の展開ではなくわかりやすいように概念として載せましたが、似たような並べ方で9枚で占うナインカードというものもあります。