◆小アルカナのスートはトランプと同じく4種類
小アルカナは、4つのスート(剣<ソード>・杖または棒<ワンド>・聖杯<カップ>・金貨<ペンタクル>)各14枚ずつの集まりで、4つのスートはトランプのスペード<♠️>・クローバー<♣️>・ハート<♥️>・ダイヤ<♦️>に対応しています。
◆コートカードで覚える 全16枚
その中の4枚ずつ、合計16枚がコートカード。なぜコートかと言うと、コートは「宮殿」、その宮殿にいる人々「王様」「女王」「騎士」「見習い」で構成されています。それが「キング」 「クイーン」 「ナイト」 「ペイジ」にそれぞれあたります。それに4つのスート「ワンド」 「ソード」 「カップ」 「ペンタクル」が加わって4x4=16枚となります。
◆ペンタクルの4人
(ペイジ<Page>)・(ナイト<Knight>)・(クィーン<Queen>)・(キング<King>)
◆カップの4人
(ペイジ<Page>)・(ナイト<Knight>)・(クィーン<Queen>)・(キング<King>)
◆ワンドの4人
(ペイジ<Page>)・(ナイト<Knight>)・(クィーン<Queen>)・(キング<King>)
◆ソードの4人
(ペイジ<Page>)・(ナイト<Knight>)・(クィーン<Queen>)・(キング<King>)
実はこの人物カード16枚のみで「時」を占う面白い占い方があるのですが、それはまたスプレッドの記事でご紹介しますね。
小アルカナ56枚-16枚=40枚が、残りの4スート10枚ずつとなって、これで小アルカナ56枚全部です。分解していくと案外簡単に制覇できそうです。
◆人物カード スートごと 4枚ずつの小分け
◆ペイジ(Page) 若い、未熟、少年時代
◆ナイト(Knight) 戦士、青年時代
◆クィーン (Queen) 女性、精神性
◆キング (King) 男性、実利性
◆番号ごとに覚える
そして、全てのスートの1(エース)~10で、剣・棒・カップ・金貨の数=それぞれのカードの番号で成り立っています。全スート共通の番号ごとに意味があるので、ひとまとめにして覚える方法もあります。
- (Ace) スタート、ものごとの始まり
- (II) 二択、二つあるものとの関わり
- (III) 表現、変化、動きだす
- (IV) 安定
- (V) 活動、ターニングポイント
- (VI) 調和、バランス
- (VII) 混乱、葛藤
- (VIII) 努力、継続、上のステージへ
- (IX) 充実、流れの到達点
- (X) 終わり、先にあるもの
以上が1~10、番号ごとの分類でした。
◆スートごとの番号まとめで覚える
金貨<ペンタクル1~10>
聖杯<カップ1~10>
杖<ワンド1~10>
剣<ソード1~10>
小アルカナは78枚あるので、1枚1枚を覚えるよりこのように関連した仲間ごとに小分けに分類すると、頭が整理されて覚えやすいですし、覚えきれなくても絵柄をみて判断できますよね。